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未婚女性の卵子凍結保存について2013.08.26更新

 最近、「年齢とともに卵子は老化していきます。」「妊娠率は、年齢とともに下がっていきます。」という事実を知るようになり、
「将来、子どもが産めなくなるかもしれない。」
という不安を感じている女性が少なくありません。 

 女性の高学歴化、社会進出、晩婚化がすすみキャリアを積む女性が増えてきた中で、未婚で相手がいなくても卵子を凍結し、将来の結婚、妊娠そして出産に備えようと希望するのは女性として当然の思いです。
 これは、将来に遭遇するかもしれない病気、疾病、事故に備えて様々な保険に加入するのと同じです。卵子の老化を、不妊治療で克服するのには難しい場合があります。

 海外においては、卵子を凍結する技術は、10年以上前から第三者への卵子提供に広く活用されています。私が、アメリカに留学していた頃には、アメリカ国内の体外受精施設では、卵子凍結はすでに確立した技術でした。
 凍結卵子が10個ある場合、妊娠継続し、出産できる確率は約40~80%です。女性の年齢が若いほど、出産率は高いですが、年齢を経るごとに、出産率は低下します。可能であれば、10~15個凍結することが望まれます。40歳以上の方からの凍結卵子は技術的には可能ですが、日本生殖医学会は推奨していません。

 日本産科婦人科学会は、がん患者(白血病や乳がん等)の方が治療の影響で不妊になることを防ぐために、未婚であっても卵子を凍結保存することを認めています。
 私たちはこれまで、静岡県内の地域基幹病院(浜松医科大学、浜松医療センター等)と連携して未婚で悪性腫瘍・白血病・がん患者の方の卵子・精子・生殖細胞を凍結してきたという実績があります。アクトタワークリニック及び生殖発生医科学センターは平成25年7月、通常の不妊治療・体外受精・顕微授精・胚凍結だけでなく、これからの女性のライフスタイルに合わせて卵子凍結も可能な世界基準の施設として新たにスタートしました。
 
 将来、理想のパートナーと結婚し、自然妊娠すれば問題ありません。
しかし、私の外来に相談にくる未婚女性の中には、自分の年齢を考え、
この人と結婚したら、卵子が老化している私の年齢が原因で赤ちゃんができないかもしれない。
だったら、この人をお父さんにしてあげたいから、この人に赤ちゃんを抱っこさせてあげたいから、
私は、この人との結婚をあきらめます。
と言って涙を流す女性が少なくありません。
同じような涙をこれ以上多くの女性に流させないことが私たちの信念です。

 不妊症になるかもしれないという今後のリスクに備えて、卵子を保存しておくことは、女性の人生設計の中で一つの選択肢として考えるべきなのかもしれません。
 卵子凍結は、海外では当たり前に行われている不妊症にならないため、そして不妊症で悩まないための予防医療の一つであり、女性のQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上に大きく貢献しています。

 まずは、最初の一歩として、アクトタワークリニックへご相談(メールフォーム)ください。

 受診希望の方は、問診票をダウンロードし、ご記入の上ご来院されますと便利かと存じます。
 問診表 卵子凍結ご希望の方専用となります。.pdf
                          アクトタワークリニック 院長 松浦俊樹 
                                         

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