花粉症の薬について2022.03.02更新
この季節(3月頃)になると、花粉症が気になる方も多いと思います。
不妊治療中の方は、
アレルギー性鼻炎(花粉症:くしゃみ、鼻水、鼻づまり等)の症状がでると、
使用する薬について心配になることと思います。
一般的に、ヒスタミン受容体拮抗薬などの
花粉症の点眼薬・点鼻薬・内服薬は不妊治療中でも使用できます。
ロラタジン(クラリチン)
エピナスチン(アレジオン)
レボセチリジン(ザイザル)
セチリジン(ジルテック)
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)
などが安全性や有効性が高く、処方さることが多いかと思います。
漢方薬を好まれる方には、
当帰芍薬散
小青竜湯
を処方されることもあります。
花粉症の薬によっては、
眠気が強くなったり、
麻黄を含有している漢方薬は、
妊娠を考えていたり、妊娠中の方は使用を控えた方がよいとされることもあります。
(内服薬についての詳細は、かかりつけ医、処方医もしくは薬局の薬剤師にご相談ください。)