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不妊治療アドバイスブック

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不妊治療アドバイスブックでは、不妊治療をお考えの方にあてて、当院長が不妊治療に関する技術や考え方などの情報をお伝えしていきます。

着床前遺伝学的検査(PGT-A)について 2023.01.25更新

着床前遺伝学的検査(PGT-A)については、
こちらをご参照ください。

当院の着床前遺伝学的検査(PGT-A)についてのお知らせ

卵子を育てる方法 2022.10.31更新

卵子を育てる方法には、大きく分けて5種類あります。

① 完全自然周期
薬や注射を使わない方法です。
薬や注射が無いため、からだへの負担は少ないです。
自然にきわめて近い方法での採卵が可能です。
採卵日に排卵済みとなる場合があります。

② クロミフェン自然周期(C周期)・レトロゾール自然周期(F周期)
薬は服用していただきますが、注射は使わない方法です。
自然に近い方法での採卵が可能です。
採卵日に排卵済みとなる場合が、①完全自然周期と比較すると低くなります。

③ 低刺激周期(1)
薬を服用しながら、注射を2日に1回程度行う採卵方法です。
注射の回数は、3~5回程度となります。
注射は、院内にて行う方法と、自己注射用キットにて行う方法があります。
自己注射用キットをご利用の場合は、通院回数を減らすことができます。
院内と自己注射を併用して行うことも可能です。

④ 低刺激周期(2)
薬を服用しながら、少量の注射を毎日行う採卵方法です。
注射の回数は、6~8回程度となります。
注射は、院内にて行う方法と、自己注射用キットにて行う方法があります。
自己注射用キットをご利用の場合は、通院回数を減らすことができます。
院内と自己注射を併用して行うことも可能です。
20歳代~30歳代・AMH値が高い方等に有効です。

⑤ 高刺激周期(ショート法・ロング法・アンタゴニスト法・一部のPPOS法)
お薬を服用しながら、注射を毎日行う採卵方法です。
注射の回数は、7~12回程度となります。
卵巣が腫れたり、腹水が溜まるなど、からだへの負担は大きいです。
注射は、院内にて行う方法と、自己注射用キットにて行う方法があります。
自己注射用キットをご利用の場合は、通院回数を減らすことができます。
1日毎など、院内と自己注射を併用して行うことも可能です。

当院では、患者様のご希望、ご体調等を考慮して、
卵巣刺激方法をご相談させていただいております。


「生殖医療Q&A」 よくあるご質問 2022.09.13更新

日本生殖医学会より、
「生殖医療Q&A」として、
不妊症や不育症に関する一般的な
よくあるご質問をまとめたサイトがございます。

こちらをご参照ください。

花粉症の薬について 2022.03.02更新

この季節(3月頃)になると、花粉症が気になる方も多いと思います。

不妊治療中の方は、
アレルギー性鼻炎(花粉症:くしゃみ、鼻水、鼻づまり等)の症状がでると、
使用する薬について心配になることと思います。

一般的に、ヒスタミン受容体拮抗薬などの
花粉症の点眼薬・点鼻薬・内服薬は不妊治療中でも使用できます。
ロラタジン(クラリチン)
エピナスチン(アレジオン)
レボセチリジン(ザイザル)
セチリジン(ジルテック)
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)
などが安全性や有効性が高く、処方さることが多いかと思います。

漢方薬を好まれる方には、
当帰芍薬散
小青竜湯
を処方されることもあります。

花粉症の薬によっては、
眠気が強くなったり、
麻黄を含有している漢方薬は、
妊娠を考えていたり、妊娠中の方は使用を控えた方がよいとされることもあります。
(内服薬についての詳細は、かかりつけ医、処方医もしくは薬局の薬剤師にご相談ください。)

人工授精の受診回数について 2022.03.01更新

アクトタワークリニックでは、
人工授精に関わる通院回数・通院時間等を最小限にするべく、
様々なご提案をさせていただいております。

人工授精までの受診回数のプラン
受診1回目 月経2~4日目頃(受診時間の指定はありません。)
診療内容:人工授精のプラン作成を御相談させていただきます。

受診2回目 月経10~14日目頃(受診時間の指定はありません。)
診療内容:血液検査、超音波検査等で子宮内膜、
卵胞をチェックし人工授精を行う日時を御相談させていただきます。

受診3回目 月経12~24日目頃
(朝9~10時頃に精子を持参。もしくは当院にて採精していただきます。)
診療内容:11:00~18:00頃に人工授精を行います。

受診4回目 
人工授精10日目頃(受診時間の指定はありません。)
診察、尿検査、血液検査等を行うことがあります。
診療内容:妊娠判定を行います。

患者さまの社会的状況に合わせて治療プランを計画させていただきます。

PPOS法 2021.11.22更新

PPOS法とは、排卵誘発法の一つです。
当院では、排卵誘発の注射をしながら、
プロゲスチン製剤(デュファストンまたはプロゲストン等)を服用します。

卵巣刺激法としては、
月経開始2~4日目頃からリコンビナントFSH(ゴナールF等)
もしくはHMGを注射して卵胞を育てます。
注射開始と同時期にプロゲスチン製剤を内服します。
LHサージを抑制するためにクロミフェンを内服することもあります。

アクトタワークリニックでは、月経周期、月経開始日からの日数、卵胞の大きさ、ホルモン値等をみながら、
最適な時期にブセレキュアを点鼻したりHCG(オビドレル等)の自己注射します。
その後、32時間から36時間後頃に採卵します。

PPOS法は、ショート法、ロング法、アンタゴニスト法などと比較して、
プロゲスチン製剤を使用するために、治療費用が抑えられ、
採卵数、胚盤胞発生率、妊娠率は同等です。
また、他の刺激法と比較してからだに優しいことも大きなメリットの一つです。

当院では、PPOS法も考慮しながら、採卵方法をご提案させていただいております。

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